かすがの杜こどもクリニック

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小児科一般

小児科医は子どもの総合医です。子どもの健康を守る窓口になります。お子さまを小児科医にみせてもらい、当院で治療できる状態か、専門の先生へ紹介したほうが良い状態なのか、一緒に考えていきます。

 

受診で最も多いのは、感冒(かぜ)ですが、その他にもつぎのような症状もあります。

 

発熱・くしゃみ、鼻づまり・目やに、充血・せき、声がれ・息苦しさ・耳の痛み・ぶつぶつ(発疹)、とびひ・下痢、嘔吐・肌荒れ、乾燥・便秘・体重増加不良・足が痛い・頭痛・健康診断の異常

 

子どもは小学生になっても、症状がうまく表現できないことがあります。なんとなく元気がないと思ったら、頭痛や腹痛をがまんして言わなかったりもします。

 

クリニックでは、病気やケガの全身的な治療や検査、健康診断、予防接種、育児相談(発育、発達)、他科への紹介などを行っていきます。

 

お子さまのことが心配な時には、ぜひご相談ください。

小児腎疾患

日本では3歳健診から大人になるまで、尿検査の機会がたくさんあります。なぜならば、西暦1970年台まで学校を長期欠席する病気の第一位が、腎臓病だったからです。学校検尿によって早期発見、早期治療ができるようになり、若い時から腎不全になる人が大変減少しました。

 

幼稚園・保育園や学校の検査でおしっこの異常があったとき、それが病気であるかどうかを判断することは大事です。病気ではない場合が多いからです。

 

お子さまが、血尿や蛋白尿、白血球尿などの異常を指摘された場合は、ご相談ください。

小児泌尿器疾患

小児泌尿器疾患の相談で最も多いものは、夜尿症(おねしょ)や昼間のおもらしです。5歳以降で月一回以上のおねしょが3か月以上続く場合は、「夜尿症」と言います。また4歳以上過ぎても昼間のおもらしがある場合は、膀胱機能の異常を疑います。

 

問診や尿検査、排尿機能検査をおこなって、生活指導から始めます。全員ではありませんが、薬物療法や行動療法、また便秘治療などを行うこともあります。ぜひご相談ください。


健診では停留精巣や包茎についてもチェックしますので、泌尿器のことで心配なことがあれば教えてください。

アレルギー疾患

アレルギーとは、体の周りにあって本当は反応してほしくない様々な抗原(ダニ、花粉、食物など)に対する過敏反応です。気管支でおこれば気管支喘息、鼻でおこればアレルギー性鼻炎となります。このようなアレルギー疾患は、次のようにたくさんあります。

 

花粉症 ・アレルギー性結膜炎 ・気管支喘息(小児喘息)・アトピー性皮膚炎 ・食物アレルギー ・金属アレルギー 

 

●食物アレルギー:大人では鯖や蕎麦でじんましんがでるので、食べることができないことはよくあります。子どもでは、離乳食を始めたときに卵アレルギーや小麦アレルギーがでてくることがあり、そのまま食べさせて良いのか、食事制限をするべきか悩むことがあります。すべて食事制限が必要なわけではありませんので、相談をしてください。

 

●気管支喘息:子どもが夜にせき込んで、呼吸音がヒューヒューする場合は気管支喘息かもしれません。本人は息が苦しいのですが、表現できずに診断が遅れることがあります。昔に比べて治療薬が豊富にありますので、息苦しさをがまんすることはありません。

 

●アトピー性皮膚炎:全身、特に肘やひざ裏など擦れるところに湿疹ができます。肌を掻くことで悪くなることが多い病気です。まずは軟膏などによるスキンケアとかゆいときの対策が重要です。

 

アレルギー性鼻炎:花粉やハウスダスト、ペットなどが原因で、鼻水、鼻づまり、目のかゆみが起こります。内服薬や点鼻薬・点眼薬で治療を行いますが、近年は減感作療法もできるようになりました。

乳幼児健診

お子さまの順調な成長を確かめ、発育や発達の異常、病気を早く発見するために、乳幼児健診は重要です。佐賀市では12か月までに4回(全国では市町村は平均2回)、それ以降は1歳6か月、3歳6か月は集団検診が行われています。

 

当院では生後1か月健診から小児科への受診をお勧めしています。生まれてから気になることや、予防接種の案内など、これから必要なことをお伝えします。またそれ以外にも発育と発達の成長の節目(2歳、3歳)に、病気の予防や健康の維持、発達の確認をするための健診を受けていただくことが大切だと考えております。

予防接種

ワクチンで予防できる病気は、子どもたちの健康と命にかかわる重大な病気です。感染で命をおとす病気、治療が難しい病気や、多くの子どもに感染してしまう病気に、ワクチンが作られた歴史があります。かかってから治療するのではなく、まず何よりもかからないようにするためのワクチンです。

 

当院では、1ヶ月の乳児健診以降に親御さまと予防接種の計画を立て、生後2ヶ月からはじまるワクチンを漏れなく接種し、感染症から子どもを守るお手伝いをします。

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