当院の新型コロナウイルス感染症対策について

換気システム

2020年から猛威を振るっているCOVID-19ウイルス(新型コロナウイルス)感染症は、発熱やのどの痛みなど、ふつうの風邪と症状の違いはありません。そのため院内で感染が広がらない対策を講じていますので、ご紹介します。小児COVID-19合同学会ワーキンググループ「小児の外来診療におけるコロナウイルス感染症2019(COVID-19)診療指針」にもとに対策しています。

1.発熱患者さんをスクリーニングしています

受診はネット予約で、発熱や新型コロナウイルス感染症の可能性についてスクリーニングします(ネット予約案内)。発熱状況や新型コロナウイルス感染症の周囲での流行状況を入力してください。付き添いの方も体温を測定して来院いただくようお願いしています。

2.発熱患者さんを隔離してみせていただきます

当院には3つの隔離室があります。38度以上の高熱の場合は、隔離室1~3に案内いたします。来院時には玄関左側のインターフォンで名前を告げるようにしてください。隔離室が開いてない場合は、自家用車で待機していただきますので、ご了承ください。また新型コロナウイルス感染症を強く疑う場合には、自家用車での診察や検査をお願いすることがあります。

3.発熱患者さんの診察・処置では防護具を装着しています

新型コロナウイルス感染症は基本飛沫で感染しますので、受付や処置室ではアクリル板を活用しています。発熱者の診察時には、医療者はサージカルマスクやフェイスシールドなどの感染防護をしています。来院される方も、マスク着用をお願いしています。

4.個人や施設の消毒を重視しています

当院ではあらゆる場所に70%アルコールを置いていますので、医療スタッフは常日頃から消毒をしています。待合室は定期的に拭き掃除で消毒をしています。また使用した隔離室は次亜塩素酸で拭いた後に、次の患者さんに入室してもらいます。患者さんにはアルコール消毒をお願いしています。

5.換気を重視しています

隔離室には1つずつ換気用窓を設置しています。また当院の天井には冷暖房とともに大きな換気装置があり、常日頃からクリニック全体が喚起されるように設計しました。