季節のお話6〜佐嘉神社の菊花展

クリニック予定地から南へ車で30分程で佐嘉神社に着きます.
七五三の季節がきたのに何の告知も無かったけれど
行ってみたら今年も11月1日から15日まで菊花展が行われていました.
新型コロナで密を避けるために告知なしだったのでしょうか.

大輪菊の厚物や管物が豪奢で,特に紫色の大輪菊が粋でした.

菊は昔から鑑賞されてきましたが,このような大輪菊は江戸〜明治大正時代に改良されてできたのだそうです.
なんとなく,平安貴族が大輪菊に綿を被せて重陽の節句を祝うイメージがありましたが,時代的に違っていました.平安時代は中菊だったんですね.

平日でしたが七五三詣りのお子が何人か.
そもそも七五三詣りは江戸のしきたりだったそうです.

昔は子供が歯の抜け替わる七歳位まで無事に成長する率は低く,「子供七歳迄は神の子」と言いならわしていました.
だから無事に七歳まで育ち上がったことを神に感謝してお祝いしたのでしょう.
子供の健やかな成長を祝うって素敵ですね. (🦋)